埼玉新聞

 

しまむら女子陸上部の安藤友香選手、一日署長に 自身も詐欺電話の標的に「言葉が巧妙でだまされそうになった」 埼玉で交通事故と特殊詐欺の被害防止を訴え

  • 鴻巣署の一日署長を務めた、しまむらの安藤友香選手=12日、北本市深井

    鴻巣署の一日署長を務めた、しまむらの安藤友香選手=12日、北本市深井

  • 【地図】北本市(背景薄緑)

    北本市の位置

  • 鴻巣署の一日署長を務めた、しまむらの安藤友香選手=12日、北本市深井
  • 【地図】北本市(背景薄緑)

 21日から始まる秋の全国交通安全運動に先立ち、埼玉県警鴻巣署は12日、しまむら女子陸上競技部の安藤友香選手(32)を一日署長に迎え、「秋の交通安全・防犯フェア」を北本市の「HEY WORLD!ショッピングセンター」で開催した。安藤選手らは交通事故防止や詐欺被害に遭わないよう呼びかけた。

 しまむら女子陸上競技部は鴻巣市をホームタウンとしており、市内の施設や河川敷を主な練習場所としている。安藤選手は2021年に開催された東京五輪の1万メートルに出場したほか、24年の名古屋ウィメンズマラソンで自己ベストの2時間21分18秒で優勝した実績を持つ。

 式典で、安藤選手は多発している交通事故を防ぐために自転車のヘルメット着用を促し、特殊詐欺については留守番電話設定の徹底を呼びかけた。自身にも8月に警察官を名乗る詐欺の電話がかかってきたといい、「言葉が巧妙でだまされてしまいそうになった。怪しい電話が来たら家族に相談するなどしてほしい」と話していた。

 同署の吉田実署長は、式典で管内の交通事故や特殊詐欺の情勢を紹介。11日現在で3人が事故で命を落とし、特殊詐欺被害は56件(前年同期比16件増)と増加傾向にあり、「フェアを通じて悲惨な事故と特殊詐欺を減らしていきたい」と力を込めた。

 式典後には県立鴻巣高校吹奏楽部によるコンサート、安藤選手による走る上でのポイントなどを紹介するレッスンも行われた。

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