埼玉新聞

 

職員の時間外勤務が常態化…さいたま市、区役所窓口の時間を短縮 来年1月から試行実施へ 現行の午前8時半~午後5時15分から午前9時~午後4時半に 対象施設の電話対応は維持 本庁などの窓口は対象外に

  • 【地図】さいたま市(背景薄緑)

    さいたま市の位置

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 さいたま市議会9月定例会の総合政策委員会が11日に開かれ、市は「区役所などにおける窓口受付時間短縮の試行実施」について報告した。職員の窓口業務の準備や後片付けによる時間外勤務が常態化している現状を踏まえ、区役所などの窓口受付時間を現行の午前8時半~午後5時15分から、午前9時~午後4時半に短縮する案を提示した。2027年1月から1年間、試行実施する方針。

 市行財政改革推進部によると、実施対象は市内10区役所と市税事務所(南部・北部)で、本庁などの窓口は対象外となる。対象施設の電話対応時間については職員の勤務時間と同じ、午前8時半~午後5時15分のまま維持する。

 職員の業務負担軽減や行政運営の推進、デジタル利用の促進などが窓口受付時間短縮の目的。同部が行った全庁調査によると、現在の来庁者の約9割が午前9時~午後4時半の時間内に窓口対応を済ませている。デジタル利用では、証明書のコンビニ交付サービスの利用割合が40・9%に達しており、年々増加傾向にあるという。

 出席した市議は、職員への働き方改革の推進に理解を示す一方、「仕事終わりに役所へ駆け込んでいた市民が不便になる」「策定に当たり市民意見聴取が行われていない」などの意見が出た。市の担当者は、試行期間中にさまざまな検証を進めていく考えを示した。

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