埼玉新聞

 

男性死亡…垂直搬送機の解体、撤去作業中 重さ220キロ以上…荷物を載せる部分が落下し下敷きに 所沢労基署、川越の土木工事会社を書類送検 危険を防止する措置を講じなかった疑い

  • 【地図】所沢市

    所沢で作業中に男性が下敷きとなり死亡 土木工事会社を書類送検

  • 【地図】所沢市

 所沢労働基準監督署は10日、労働安全衛生法違反の疑いで、川越市の土木工事業「栄光建設」と同社取締役の60代男性をさいたま地検に書類送検した。書類送検容疑は昨年2月19日、所沢市内の事業場の倉庫内で、荷物を上下階に搬送する垂直搬送機の解体、撤去作業を行う際に、荷物を載せる部分などが落下して労働者に危険を及ぼすことを防止する措置が講じられていなかった疑い。

 同労基署によると、垂直搬送機の荷物を載せて上下に移動する部分が高さ約4メートルの位置から落下し、1階部分で作業に従事していた同社社員の60代男性が下敷きとなり死亡した。落下した部分は金属製で重量220キロ以上あった。物体が落下することで労働者に危険を及ぼす恐れのあるときは、立ち入り禁止区域を設定するなど、危険を防止する措置を講じなければならなかったが、怠っていたという。同労基署は認否を明らかにしていない。

ツイート シェア シェア