千葉県立東金特別支援学校(同県東金市)の授業中にやけどをしたのは学校側の安全配慮義務違反が原因だとして、当時小学部5年だった男子児童2人が県に計約3050万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁八日市場支部は8日、計約390万円の支払いを命じた。
判決によると、知的障害がある2人は小学部5年だった2024年3月、授業で鍋に入った高温の染色液で布を染める作業中、うち1人が鍋を落下させ、それぞれ腕や脚を負傷した。
国分史子裁判長は、担当教諭や介助員が作業内容を事前に把握しておらず、熱湯を使用する計画を変更しなかったことなどから、安全配慮義務に違反したと判断した。