埼玉新聞

 

財政難…市長がハーフマラソン休止提案 実行委から猛反発「PRに最適なイベント」「子どもの参加者も集まらない」 経費を削減し通常開催で決着

  • 【役所】久喜市役所=埼玉県久喜市下早見

    久喜市役所=埼玉県久喜市下早見

  • 【地図】久喜市(背景薄緑)

    久喜市の位置

  • 【役所】久喜市役所=埼玉県久喜市下早見
  • 【地図】久喜市(背景薄緑)

 来年3月に開催予定の「第12回久喜マラソン大会」について、埼玉県久喜市の貴志信智市長は財政難を理由に目玉のハーフマラソンの休止などを実行委員会に提案したが、委員からの反発を受けて方針を転換、可能な限り経費を削減して通常開催することを了承した。

 1日夜に開かれた実行委の臨時総会で、大会事務局の市は通常開催した場合の経費が物価高騰の影響で約3600万円に上り、市の補助金を640万円に半減しても、約570万円不足するとして規模縮小への理解を求めた。

 これに対し、出席した約40人の委員からは「ハーフをなくしたら、子どもの参加者も集まらない」「久喜のPRに最適なイベントであることを考慮してほしい」「消耗品代など削減できる経費はあるはず」などの反対意見が続出。知人からハーフマラソンのために預かった寄付金300万円を掲げ、継続を訴える委員もいた。

 久喜マラソン大会のコースはハーフ、3キロ、1・5キロで、前回は市内外から約3200人が参加した。次年度以降の運営については改めて検討する。

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