【Tokyo とことこ散歩】ミュージアムに名主の住宅 丘陵地、多摩センター周辺
京王線や小田急線が走る東京・多摩センター駅周辺は、多摩ニュータウンの中央部にある。丘陵地の地形を生かし、谷あいに車道を、上部に歩行者が使いやすい専用道路を通した街を巡った。
駅南口からパルテノン大通りを南へ5分ほど進み、多摩市立複合文化施設「パルテノン多摩」へ。地域の歴史などについて紹介するミュージアムがある。常設展の地形模型を見ると、ニュータウン開発による土地の変化がよく分かる。
この日の企画展では多摩丘陵北部を走った路線バスの歴史や車両がテーマ。1970年代から2000年代には三つの扉が付いたバスが導入された。学芸員の仙仁径さんは「利用者が多いニュータウンで乗り降りをスムーズにするためでした」と解説する。
施設を出て大階段を上り、パーゴラと呼ばれる8本柱の構造物をくぐり、多摩中央公園へ。市北東部にあった村の名主の家を移築した、「旧富沢家住宅」を見学した。
入り母屋造りで式台付き玄関があるのが特徴。住宅は明治天皇がウサギ狩りなどに出かけた際、「御小休所」として使われたという。奥の間など落ち着いた空間に心が和む。
周辺にはレジャー施設も多い。公園を出て東へ5分ほど歩き、人気の屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」を訪れた。アトラクション「レディキティハウス」では、豪華なドレスを着たハローキティに会える。栃木県佐野市から小学2年の長女らと遊びに来た田名網万紀さんは「かわいい~」と対面に顔をほころばせていた。
メインパレード「ザ・クエスト・オブ・ワンダーズ・パレード」は、来場者も一体となって盛り上がる。バク転、バク宙をする出演者や、クロミなどキャラクターとの距離の近さに驚く。「世界中のみんなが笑顔でいられますように」というメッセージを聞き、ピースフルな気持ちになった。
【ちなミニ】パルテノン多摩のミュージアムでは、多摩ニュータウン開発についての映像も見られる。















