埼玉新聞

 

遺骨訴訟、国は棄却求める アイヌ団体が返還請求

  •  第1回口頭弁論のため札幌地裁に入る「シベチャリアイヌトライブ」の高月勉会長(中央)ら=4日午後

     第1回口頭弁論のため札幌地裁に入る「シベチャリアイヌトライブ」の高月勉会長(中央)ら=4日午後

  •  第1回口頭弁論のため札幌地裁に入る「シベチャリアイヌトライブ」の高月勉会長(中央)ら=4日午後

 北海道大などが過去に研究目的などで収集したアイヌ民族の遺骨と副葬品の引き渡しを求め、北海道新ひだか町のアイヌ団体「シベチャリアイヌトライブ」が現在遺骨を保管する国を相手取った訴訟の第1回口頭弁論が4日、札幌地裁(有田浩規裁判長)で開かれた。原告側弁護士によると、被告側は、法令で遺骨の所有権は祭祀承継者にあると定めており、団体は返還を受ける権利がないなどとして請求棄却を求めた。

 原告側は、アイヌ民族に祭祀承継者という観念はなく、葬儀や埋葬を担うアイヌ側に権利があると主張。国の指針ではなく、司法による判断を求めている。

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