埼玉新聞

 

真っ赤で大粒なイチゴ、寒くなり「糖度乗ってきた」 秩父で観光イチゴ園がオープン、2月末まで食べ放題も

  • ビニールハウス内で真っ赤に実ったイチゴ=長瀞町中野上の長瀞福島農園

 秩父地域の観光イチゴ園がオープンし、大勢の来園者が甘い香りの漂うビニールハウス内でイチゴ狩りを楽しんでいる。

 秩父地域の観光イチゴ園は24園。敷地面積は約5万9千平方メートルで、「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」「かおりん」「あまりん」などを栽培している。開園時期は6月中旬ごろまで。

 2月末までの食べ放題(入園から30分間)の標準料金は小学生以上が税込み1700円、小学生未満が同900円。

 長瀞町中野上の長瀞福島農園では、紅ほっぺややよい姫などを1500平方メートルで栽培。ビニールハウス内は真っ赤で大粒のイチゴが実っていた。同園を営み、JAちちぶいちご部会の部会長も務める福島慎二さん(36)は「今年も寒くなってきたので、だんだんと糖度が乗ってきた」と話している。

 秩父地域の観光イチゴ園の問い合わせは、秩父観光農林業協会(電話0494・23・3557)へ。

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