上場の73地方銀行、8割増益 日銀利上げで貸出利息伸び
2026/08/14/15:42
東京証券取引所などに上場する地方銀行・グループ73社の2026年4~6月期決算が14日、出そろい、全体の約8割に当たる61社の純利益が増益となった。日銀の利上げに伴い貸出利息を引き上げたことなどで収入が伸び、好調なスタートとなった。減益は9社、赤字が3社にとどまった。
銀行は集めた預金を企業や個人に貸し出すのが本業で、金利上昇は収益の拡大につながる。日銀が6月に追加利上げを決めたため、7~9月期以降に利益の上積みを見込む。27年3月末までに利上げが続けば、さらなる好業績が期待される。
73社の純損益を単純合算すると5979億円の黒字。前年同期比で36・9%増となった。
増益となった地銀では、七十七銀行(仙台市)が80・6%増の222億円。金利上昇に伴い貸出金利息が増加したほか、保有株式などの売却益が増えた。しずおかフィナンシャルグループ(静岡市)も貸出金利息の増加で45・0%増の327億円だった。
減益だった富山銀行(富山県高岡市)は預金利息の増加を含めた資金調達費用がかさみ、6・9%減の3億円だった。












