映像を通じて被爆81年を考える 石岡さん、小林さん「記憶の継承」テーマに対談 休館中の特別映像配信 東松山市の丸木美術館
2026/08/07/21:52
広島に原爆が投下されてから81年となる8月6日、東松山市の「原爆の図丸木美術館」は、特別映像「記憶の継承―変わりゆく丸木美術館から考える」を配信する。改修工事で長期休館中のため、毎年恒例の灯籠流しに代わり、映像を通じて被爆81年について考える。
映像では、NPO法人ホロコースト教育資料センター理事長の石岡史子さんと、小説「女の子たち風船爆弾をつくる」を執筆した作家・アーティストの小林エリカさんが「記憶の継承」をテーマに対談する。聞き手は同館専務理事の岡村幸宣さん。映像作家の川田淳さんが撮影を担当した。
同館は、画家の丸木位里(1901~95年)と俊(1912~2000年)夫妻が共同制作した「原爆の図」を通じ、暴力や核兵器の悲惨さを伝えてきた。8月6日を「ひろしま忌」とし、開館当初の1967年から灯籠流しを続けている。新型コロナウイルス感染症の影響で2021~24年は中止となったが、昨年5年ぶりに再開した。
戦争体験者が減少する中、今回の対談では、記憶をどう次世代に伝えるのか、そもそも継承は可能なのかを語り合った。「原爆の図」が展示されていない改修中の美術館で撮影されたことも見どころという。岡村さんは「美術館にとって大事なひろしま忌。リニューアルを控える中で、美術館がどうあってほしいかも聞いた。皆さんと平和について考えたい」と話している。
配信は8月6日午後7時から同館公式ユーチューブチャンネルで開始。以後、アーカイブ視聴もできる。映像は約1時間。











