埼玉新聞

 

保健師らが在宅避難者巡回、熊本 健康状態や支援ニーズを聞き取り

  •  在宅避難する内山幸子さん(中央)に支援ニーズを聞き取る熊本県宇城市の社会福祉協議会の保健師ら=5日、宇城市

     在宅避難する内山幸子さん(中央)に支援ニーズを聞き取る熊本県宇城市の社会福祉協議会の保健師ら=5日、宇城市

  •  在宅避難する内山幸子さん(中央)に支援ニーズを聞き取る熊本県宇城市の社会福祉協議会の保健師ら=5日、宇城市

 最大震度7を観測した熊本県宇城市の社会福祉協議会は、保健師らによる在宅避難者の巡回を実施している。災害時に配慮が求められる高齢者らの自宅を訪れ、健康状態や支援ニーズの把握に努める。避難所ではなく住み慣れた自宅にとどまる人は多く、必要な支援が行き届くようにする狙いだ。

 「暑い中だけん、お体に無理なされないでね」。5日、保健師の山内美里さん(33)ら2人は、高齢者の自宅を巡回して声をかけた。内山幸子さん(86)は90歳の夫と2人暮らしで、自宅は屋根瓦が落ち、家の中のたんすが倒れ散乱。内山さんは「暑さにやられて大変。断水でお風呂にも入れない。たんすは重くて運ぶのは無理です」と話した。

 山内さんら2人は、その場で片付けに必要な車両3台とボランティア7~8人が派遣されるよう調整した。社会福祉協議会は高齢者らの巡回を優先的に行い、順次その他の家庭も見回る予定だ。

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