核保有国、取り組み進まず 広島県独自に核政策採点
2026/08/03/04:22
被爆地である広島県が各国の核政策を採点し、「ひろしまレポート」としてまとめ、2013年から毎年公表している。
核軍縮分野について、初回と今年公表の最新の結果を比較すると、核保有五大国はいずれも評価を下げた。項目や採点方法が変更され単純比較はできないが、各国の核軍縮に向けた取り組みは進まず、低迷傾向にあることがあらためて浮き彫りになった。
核兵器廃絶や核軍縮を促す狙いで県が政策シンクタンク「日本国際問題研究所」(東京)に委託し作成。最新版では核保有国や関係する計34カ国を対象に、78の評価項目を採点し、核軍縮、核不拡散、核セキュリティーの3分野に分けて算出している。
核軍縮分野の評価項目は、核兵器の保有数(推計)や削減状況、広島・長崎の平和式典への参加有無など。各国の得点を満点で割った得点率でみると、最新の結果では、フランスが24・3%で、過去14回で3番目に高い得点率だった。ただ、公表前年の政策で採点するため、今年3月のマクロン大統領による核弾頭数増強方針の表明は評価に含まれていない。












