きょう1日が本オープン 久喜の「大酉茶屋ひより」、屋号は自身の名と「らき☆すた」のキャラに重ねて 久喜で生まれ育った店主、おばあちゃんの家のような“憩いの場を”と張り切る21歳
久喜市鷲宮の鷲宮神社前にある大酉茶屋が7月27日、「大酉茶屋ひより」として生まれ変わった。築130年以上の古民家を改装した和の空間で、手作りの甘味を提供している。1日が本オープン。店主の鈴木ひよりさん(21)は「おばあちゃんの家のような、気軽に立ち寄れる憩いの場を目指したい」と張り切っている。
大酉茶屋は2005年、旧鷲宮商工会(現・久喜市商工会鷲宮支所)が地域の活性化を目的に建物を借り、オープンした。現在は地元で商売を始めたい人向けのチャレンジショップとして使われ、ミニFМ「ラジオ鷲宮」のスタジオも併設している。
久喜市で生まれ育った鈴木さんは高校卒業後、海上自衛隊を経て、全国のホテルやスキー場、農家などでリゾートアルバイトを経験。帰省中だった今年5月、商工会が契約満了を迎える大酉茶屋の新店主を募集していることを知った。「高校卒業から10年以内にお店を持ちたいと考えていた。そのチャンスが来た」と思い立って応募。未経験ながら熱意と資質が評価され、採用された。
7月上旬から、急ピッチで開店準備を進めてきた。節約のためテーブルを手作りし、障子を張り替え、暖色系の照明に。鷲宮を舞台とする人気アニメ「らき☆すた」に登場するキャラクター「田村ひより」に重ね、自身の名前を屋号にした。
メニューは、生こうじで12時間発酵させた甘酒に牛乳を合わせた「冷やし甘酒みるく」(600円)、金魚や星形の寒天を入れて見栄えも意識した「あんみつ」(650円)など約25種類。ほとんどが自家製で仕込みに時間はかかるが、「お客さんに喜んでもらえると、うれしいから」と手を抜かない。軌道に乗れば、ランチメニューを加え、将来的にはモーニングやディナー営業も始めたいと展望を語る。
初めて来店した地元の山田清文さん(76)は「明るく、落ち着いた感じの店で、とても気に入った。甘味もおいしい」と満足げ。「青いフルーツジュースがきれい」と笑う孫の佐々木美空さん(9)と共に穏やかな午後を過ごしていた。
営業時間は午前10時半~午後4時半。平日のうち1日を休み、残り6日間は営業する。詳細は公式インスタグラム(@hiyori_chaya)で。











