埼玉新聞

 

パンダ不在、新たな顔は 返還半年、来園者減の上野

  •  上野動物園のハシビロコウ(東京動物園協会提供)

     上野動物園のハシビロコウ(東京動物園協会提供)

  •  双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(右)とレイレイ=1月、東京都台東区の上野動物園

     双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(右)とレイレイ=1月、東京都台東区の上野動物園

  •  上野動物園のハシビロコウ(東京動物園協会提供)
  •  双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(右)とレイレイ=1月、東京都台東区の上野動物園

 1月に上野動物園(東京都台東区)のジャイアントパンダが中国に返還されてから、7月末で半年。6月までの半年間の入園者数は前年から約14・4%減少した。都は「動かない鳥」として知られるハシビロコウを新たな顔として売り込むが、長年にわたって上野の街の象徴だったパンダの帰還を願う声も根強い。

 1月27日に雄シャオシャオと雌レイレイが園を離れて28日に中国に返還され、上野動物園のジャイアントパンダはゼロ頭となった。人気者不在の影響か、1~6月の入園者数は約154万6千人で昨年同時期と比べて約26万人減少。2月以降は毎月前年を下回った。

 そんな中で都がPRに力を入れるのが、園で4羽飼育し、以前からグッズ売り上げ上位にあったハシビロコウだ。4月以降「ハッシーくん」などの愛称でキャラクター化して動画を公開し、姿をあしらった電動小型カートを導入。ハシビロコウを見て交流する婚活イベントも実施した。

 昼とは違う雰囲気を楽しめる夜間開園など、あの手この手で集客に力を入れており、都の担当者はパンダ不在を「他の動物に関心を広げるきっかけにしたい」と意気込む。

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