埼玉の中3が快挙 山を走るスカイランニング世界選手権で銀・銅メダル 日本代表最年少の14歳は英検1級、TOEIC975点 学業と競技を両立し将来は医師を目指す
2026/07/25/09:01
山などを走って登るスカイランニング。競技に取り組む東京農業大第三高付属中3年、町田彩羽(さわ)さん(14)=埼玉県東松山市=は「山の中では、同じコースでも天気や季節によって景色が違う。それを見ながら走ることができるのが楽しい」と魅力を語る。
実力が光を放つ。東欧クロアチアのマカルスカで5月開かれた「ユース スカイランニング世界選手権」に、日本代表12人の最年少選手として初出場。ユースA部門の「バーティカル」(標高差980メートル、距離4・5キロメートル)と「スカイ」(同1150メートル、同12・5キロメートル)の2種目に挑んだ。
バーティカルは最後までノルウェーの選手と競り合い、51分45秒のタイムで銀メダルを獲得。スカイでは3位に入り、両種目を合わせたコンバインド(複合)でも3位となった。
「日本の山は木や草、土が多いのに比べ、クロアチアは岩場や砂利が多く、足が滑って苦戦した」と振り返りつつ、「世界各国の強力な選手たちと戦う中で、最後まで諦めずに走り切ることができた。大きな自信になった」と笑顔を見せる。
幼い頃から両親に連れられて筑波山や高尾山に登った。その途中、「エネルギーが有り余って、歩くだけでは物足りなくなった」。小学2年生で初めてトレイルランニングのジュニア大会に出場し優勝した。
今年6月には「世界2位と3位という素晴らしい快挙を成し遂げた」として、学校法人東京農業大学から特別賞が贈られた。
普段は自宅近くを毎日1時間ほど走る。自転車やプール、バレエにも取り組み、自身を養う。「国内外のレースで優勝したい」と見据える。
英検1級、TOEICは975点。「人助けが好き」で、将来は医師を目指す。「今後も学業と競技の両立で頑張りたい」。静かに決意を示した。











