埼玉新聞

 

越生・清和学園高校 うめその梅の駅で高校生がレストラン開店 「べに梅カレー」1時間で完売 「お客さんの笑顔で全部吹き飛んだ」

  • 客に提供した料理の説明をする高校生=越生町小杉のうめその梅の駅

    客に提供した料理の説明をする高校生=越生町小杉のうめその梅の駅

  • 【地図】越生町(背景薄緑)
  • 客に提供した料理の説明をする高校生=越生町小杉のうめその梅の駅
  • 【地図】越生町(背景薄緑)

 越生町の通信制高校「清和学園高校」は、調理科の生徒が店舗を切り盛りする「高校生レストラン」を同町の「うめその梅の駅」(越生自然休養村センター)で行った。限定30食で用意された「べに梅カレー」は、オープンから1時間足らずで完売した。

 6月に行ったレストランの内容を振り返り、料金の見直しや店内掲示物を追加して実施した今回のレストランは2回目。地元特産のある梅のジャムやねり梅を使ったカレーを1食700円で提供した。

 同校3年生の小林悠大さん(17)は「普段とは異なる校外の調理場での調理や、調理以外の店の運営なども考えなければいけないなど大変なことは多かったが、お客さんの笑顔で全部吹き飛んだ」とにっこり。店を訪れた越生町の新井康之町長は「地元の特産を使って高校生がこのように町を盛り上げてくれてうれしい。町としても生徒たちの成長をバックアップしたい」と語っていた。

 2023年に、専門高校と産業界が地域産業の持続可能な人材育成システムを構築する文部科学省の取り組み「マイスター・ハイスクール」に私立で初めて採択された同校。黒岩貴一教育部長は「生徒たちが今後、『調理』に関連した進路を目指す上で、例えば飲食店に関わる仕事であれば運営に関することも必要になってくる。調理のスキルだけでなく、そういったことを学ぶ機会をこれからも増やしていきたい」としていた。

 今年の残りの高校生レストランの開催は、10~12月の3回を予定しているという。

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