発がん性の有害物質を検出…埼玉のガソリンスタンド跡地で 有害物質はベンゼン 地下水から基準値の16倍、土壌も超過 住民が井戸水を飲用していた 500メートル圏内で調査へ
2026/06/30/08:06
埼玉県熊谷市は29日、同市上之のガソリンスタンド(GS)跡地で行った土壌汚染調査の結果を発表。跡地の土壌と地下水から、発がん性があり、県条例で規定する特定有害物質のベンゼンが基準値を超えて検出された。
市環境政策課によると、GSは2024年11月30日に営業を停止。土壌溶出量は、深さ2・2メートル地点が1リットル当たり0・014ミリグラム、同1メートルの場所は同0・011ミリグラムで、いずれも基準値の同0・01ミリグラムを超えていた。地下水は3地点全てで1リットル当たり0・16~0・015ミリグラムとなり、最大で同0・01ミリグラムの基準値の16倍となった。
同課は地下水の流れの下流に当たる東側半径500メートル圏内で、敷地外にある井戸の水質調査を実施する方針。井戸の利用状況を調べるほか、住民に対して飲むことを自粛するよう求める。同課によると、飲用に使っている住民が既に複数確認されたという。











