埼玉新聞

 

AIで誹謗中傷ブロック、推し活アプリをリリース プロ野球選手に応援だけが届く 実体験をきっかけに開発

  • アプリを紹介する三森一輝社長

    アプリを紹介する三森一輝社長

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 プロ野球選手に応援だけが届く場を創出しようと、人工知能(AI)を活用したシステム開発などを展開するLandBridge(本社・越谷市)は、推し活アプリ「Mi-mo(ミーモ)」をリリースした。横浜DeNAベイスターズで活躍する内野手・三森大貴選手=越谷市出身=の兄であり、元警察官でもある三森一輝社長は「社会的にも問題になっている誹謗中傷の現状を少しでも変えられれば」と、期待を膨らませる。

 ミーモは、応援メッセージに特化した交流サイト(SNS)アプリ。搭載されたAIが投稿内容を判定し、誹謗中傷が含まれる内容の際は投稿できないようブロックする。

 言いたいことが言える場として需要がある既存のSNSと差別化し、応援や祝福を選手に届けることで、次の活躍の糧にしてもらう場としてのSNSを構想している。現在はプロ野球のみを対象としているが、今後はサッカーやバスケットボールなど、他競技への展開も視野に入れているという。

 開発のきっかけは、三森社長自身の実体験だ。プロ野球選手の家族として、検索したSNSで誹謗中傷を実際に目にし、現状を変えたいと強く思ったという。「結果が悪い時、散々言われてしまうのを見てきた。人をたたくコメントの方が閲覧数が増えがちで、SNSのアルゴリズム上、検索上位にたたく内容の投稿が出てきてしまう。たたけばいいというのはおかしい」と正義感をにじませる。

 将来的に人気が出れば球団などとコラボし、選手が見ていることが分かるような仕組み作りを見据えている。三森社長は「プロの野球選手になり、第一線で活躍することがどれだけ難しいか。まして現場で戦える期間も限られている。せめて頑張っている間、選手の支えになるようなポジティブな応援の声に囲まれてほしい」と祈りを込めた。

 アプリは無料で、現在iOSのみ対応。AppStoreからダウンロードできる。

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