はいだしょうこさん、なぜ今「ひめゆり」に挑むのか 5度目の主演に込めた思い 「戦争はまた起こるかもしれない」 ミュージカル、埼玉・戸田で7月開幕
2026/06/26/10:03
NHK「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんや、バラエティー番組で親しまれる歌手・タレントのはいだしょうこさん(47)。7月10日に戸田市文化会館で開幕するミュージカル「ひめゆり」で主演を務める。沖縄戦に動員された少女たちの悲劇を描いており、はいださんは「平和の大切さを考えるきっかけになれば」と願う。
ひめゆりは、さいたま市を拠点にオリジナルのミュージカル作品の制作・上演を手がけるミュージカル座の代表作。1996年の初演から、再演を重ねてきた。太平洋戦争末期の沖縄戦で、看護要員として動員され、多くの犠牲者を出した「ひめゆり学徒隊」を題材にした作品だ。
はいださんが同ミュージカルに出演するのは5度目。「毎回、千秋楽の日に『これが最後』と思う」と語るほど、体力的にも精神的にも負担の大きい舞台だ。それでも出演するのは、戦争を語り継ぐ人が減る中、「ここで伝えていかなきゃいけない」との使命感からだ。「人間は愚かだから同じ失敗を繰り返す。今だって世界で戦争は行われている。日本だっていつまた起こるか分からない」と話す。
主人公のキミは絶望的な状況下でも生きることを諦めない女子生徒。はいださんは「役を深く作り込むのではなく、キミちゃん役と自分を合体させるイメージ」と語り、戦争に巻き込まれた少女の戸惑いや恐怖を新鮮な気持ちで表現する。はいださんは「学徒みんなが主演。私もその中の一人という気持ち。実際に日本で起きたことなんだと、感じてもらえたら」と話した。
ミュージカルは7月14日まで。チケットはS席8500円など。チケットの問い合わせは、ミュージカル座(電話048・825・7460)へ。











