金利の目安「2%の領域」 日銀委員、利上げ余地示唆
2026/06/25/11:11
日銀の田村直樹審議委員は25日、神戸市で講演し、今後の政策金利の目安とされる景気を熱しも冷ましもしない中立金利の水準について「2%前後の領域にあるのではないか」との見解を示した。日銀の政策金利は現在1・0%程度だが、利上げの余地がまだ大きいことを示唆した。
田村委員は物価上昇が想定を上回るリスクが高まっていると強調。今後の金利引き上げについては私見とした上で「数カ月に1度のペースで0・25%ずつ利上げしていくイメージ」と述べた。
基調的な物価上昇率は目標である2%の水準に達したと考えているとも話した。中東情勢の悪化で経済への影響は避けられないものの、2008年の金融危機リーマン・ショックや新型コロナウイルス流行時ほどではないとの認識を示した。
講演後の記者会見では、今後の物価上昇による政策金利の急激かつ大幅な引き上げを避けるべきと主張。段階的に「2%程度の水準に向けて利上げを進めていく」ことが必要と訴えた。












