【高校ハンドボール】女子・埼玉栄2年ぶりV 男子・浦和学院が優勝/県総体
(第6日、最終日、20、21日・三郷市総合体育館)
男女の準決勝、決勝を行い、女子は埼玉栄が31―20で浦和実を破り、2年ぶり16度目の頂点に立った。男子は浦和学院が浦和実を49―23で下し、35大会連続37度目の栄冠に輝いた。
男女の優勝校は全国高校総体(8月10~15日・奈良)に出場する。
■難敵に雪辱感極まる
試合終了の合図とともに女子の埼玉栄の選手たちはうれし涙を流し、歓喜の輪をつくった。新チーム結成以来勝てたことがなく関東大会予選でも逆転負けしていた難敵に雪辱を果たし、感極まった。
敗戦以来、1対1の対応や攻撃パターンの練習でレベルアップを図った攻撃が実った。攻撃の起点の田代は「(浦和)実業だけを考えて練習してきた。出来は最高」。チーム2番目となる6得点の活躍を喜んだ。
GK仲の守りがチームを活気づけた。幾度となく放たれたシュートは、思い切りよく前に詰めて難なくセーブ。久野監督が「鍵を握っていた」とキーマンに挙げた守護神が好守でもり立て、序盤からつくってきた流れをつかんだ。仲は「最近不調で悩んでいたけど、決勝は思うようにプレーができた」と笑顔を見せた。
新井主将は「インターハイを決める大会で最後に勝てて、本当にうれしい」とライバルを倒せたことと全国総体出場権を手にしたことで喜びも2倍だ。「目標は日本一。集中し、気持ちを入れて臨みたい」と新たな目標を定め、全国の舞台での飛躍を誓った。
■守備見直し安堵の連覇
今春の全国選抜大会王者・浦和学院が危なげなく35連覇を達成した。先輩たちがつないできた連覇という伝統を守ることができた。臼田蒼主将は「まず勝てて一安心」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
決勝では守りでリズムをつくり、勢いに乗って攻撃に転じた。攻撃の軸の高山が徹底マークされる中、永井が9得点、大村が7得点と奮闘。狙い通りに得点を重ねた。
守備を見直したことが安定感を生んだ。6月の関東大会決勝で関東第一(東京)に敗れた後、岩本監督が「『この程度でいいか』というところが少しあった」と反省を促した。ハードワークする守備にもう一度立ち返らせた。
昨年は初戦で敗れた全国総体の舞台に戻る切符を手に入れた。永井は「優勝」のひと言。春夏全国連覇が懸かる大会に気合をみなぎらせた。










