ベネチア美術展が開幕へ ロシア参加に抗議
2026/05/06/18:27
【ベネチア共同】イタリアで2年に1度開かれる現代美術の祭典、ベネチア・ビエンナーレ国際美術展の開幕を前に関係者向け内覧会が6日、始まった。
国別参加部門では、2022年のウクライナ侵攻以降でロシアが初めて参加予定。ロシア館の前では、性差別や政治的抑圧を批判するパフォーマンスで知られる同国のアーティスト集団「プッシー・ライオット」のメンバーが「(われわれは)服従しない」と大声で叫ぶなど抗議した。
同展を巡っては、4月末に国際審査員団が辞任を発表。審査員団は、ロシアとイスラエルを念頭に、指導者が国際刑事裁判所(ICC)に訴追されている国の展示を賞の審査対象から外すとの声明を出していた。辞任を受け、主催財団は5月9日の開幕日に予定していた授賞式を閉幕日の11月22日に延期している。
財団のブッタフオーコ会長は5月6日の記者会見で、ロシアの参加を巡る批判の広がりに懸念を表明。ビエンナーレの「自由と独立」が尊重されるべきだと訴え、「事前の排除は認められない」との立場を示した。
日本館は、福島県生まれの日系米国人で美術家の荒川ナッシュ医さん(48)が担当した。










