埼玉新聞

 

埼玉は全国ワースト8位…自転車のヘルメット着用率、全体を大きく下回る 死亡事故ではほとんど未着用

  • キャンペーンでヘルメットの着用を呼びかける警察官(中央)=3月31日午後、埼玉県さいたま市浦和区

    キャンペーンでヘルメットの着用を呼びかける警察官ら=2023年3月31日、さいたま市浦和区

  • キャンペーンでヘルメットの着用を呼びかける警察官(中央)=3月31日午後、埼玉県さいたま市浦和区

 警察庁が昨年6月に全都道府県を対象としたヘルメット着用率の調査によると、埼玉県の着用率は全体の21・2%を大きく下回る10・6%(前年比1・4ポイント増)でワースト8位だった。県内で発生した自転車の死亡事故ではほとんどがヘルメット未着用で、着用率が低迷している。

 県警によると、昨年県内で発生した自転車事故による死亡者は25人で、24人がヘルメット未着用だった。25人のうち主な損傷部位は頭部が10人と最も多く、県警は「自転車の死亡事故は頭部に致命傷を負うケースが多い。自分の命を守るためにも着用をお願いしたい」と呼びかけている。

 自転車事故による死傷者のヘルメット着用率は全体で17・1%。中学生は34・4%だったのに対し、高校生は15・2%、20代は12・7%と若年層の着用率が低くなっている。

 県警は2023年11月から、自転車ヘルメットの着用を統一行動とする「カチッと!プロジェクト」の協力団体を募集しており、3月末現在で県内356団体が登録している。県警はほかにも昨年、県教委と協力し、高校生を対象とした動画コンテストを実施。ヘルメット着用などをテーマとし、高校生世代の着用率増加を期待している。

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