埼玉新聞

 

男性死亡…喘息で心肺停止 救急車が出動、救急救命士が処置ミス…気管に入れる酸素チューブ、誤って食道に挿入していた 1時間後に病院で死亡確認、家族に謝罪「誤挿管と死亡の因果関係は、極めて低い」

  • 【ちなみ】救急車=事件事故イメージ

    救急車イメージ

  • 【地図】ふじみ野市

    ふじみ野市の位置

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 富士見市、ふじみ野市、三芳町で組織する入間東部地区事務組合消防本部は22日、救急活動のため出動した50代男性救急救命士が、心肺停止状態の50代男性に対し、気管に入れて酸素を送るチューブを誤って食道に挿入していたと発表した。搬送された男性は1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。医師は「誤挿管と死亡の因果関係は極めて低い」との見解を示しているという。

 同本部によると、12日午後3時半ごろ、ふじみ野市内で男性が喘息発作のため呼吸困難になっていると119番があり、救急隊が現場に到着。男性は心肺停止の状態で富士見市内の医療機関に運ばれたが、死亡が確認された。その後の検査で、気道を確保するためのチューブが食道に挿管されていたことが分かった。

 同本部は13日、男性の家族に状況を説明して謝罪。今後、原因などを検証するという。同本部は「亡くなられた方とそのご家族にお悔やみ申し上げます。住民の安全と安心を守る消防としての使命を自覚し、再発防止に向け組織としてしっかりと取り組んでまいります」とコメントした。
 

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