埼玉新聞

 

米大統領、停戦期限設けず イラン拿捕黙認、交渉優先

  •  記者団に話すレビット米大統領報道官=22日、ワシントン(ゲッティ=共同)

     記者団に話すレビット米大統領報道官=22日、ワシントン(ゲッティ=共同)

  •  記者団に話すレビット米大統領報道官=22日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は22日、FOXニュースの番組で、延長したイランとの停戦について「時間的なプレッシャーはない」と述べて期限を設けない考えを示した。イランがホルムズ海峡を通航しようとした船舶を拿捕したことについて、米国船ではないとして問題視しない姿勢を見せた。当面は停戦を維持し、イランとの再協議に向けた交渉の継続を優先させる方針とみられる。

 米紙ワシントン・ポスト電子版は22日、イランがホルムズ海峡に敷設した機雷の完全な除去には6カ月かかる可能性があると米国防総省が分析していると報じた。戦闘終結が見通せない中、安全な航行確保にも時間がかかれば、日本を含む世界各国のエネルギー供給への影響が長期化する恐れがある。

 ウォールストリート・ジャーナル紙によると、米イランは仲介者を通じて交渉を続けており、早ければ24日にも再協議が開かれる可能性があるという。

 イランのガリバフ国会議長は22日のXで、米軍の封鎖を批判し「停戦違反が続く状況ではホルムズ海峡の開放は不可能だ」と訴えた。

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