埼玉新聞

 

ひずみ蓄積、大地震続発 震度5強を観測した三陸沖

  •  三陸沖の地震と津波の仕組み

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 20日に青森県で震度5強を観測した三陸沖の地震は、太平洋プレートが陸側のプレートの下に沈み込み、ひずみが蓄積されやすい海域で発生した。過去にも規模の大きな地震が続発した領域で、昨年11月には、やや南側でマグニチュード(M)6・9の地震が発生し津波を観測した。政府の地震調査委員会の長期評価では、超巨大地震の発生も懸念されている。

 気象庁によると、20日の地震はプレートの境界で発生したとみられ、押し合う力がかかり、断層が上下方向にずれる「逆断層型」だった。プレート同士が押し合う力に伴って発生したと考えられる。

 周辺では、大きな地震発生後に規模の近い地震が発生している。2015年には、M6・9の地震の3日後にM6・5、さらに翌日にM6・4の地震が起きた。1896年の明治三陸沖地震(M8・2)、1994年の三陸はるか沖地震(M7・6)のように、今回よりも大きな規模の地震も起きている。

 東京大の佐竹健治名誉教授は「三陸沖はM7級の地震が起きやすい地域だ。昨年の地震と影響し合っている可能性がある」と話す。

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