親ロ・オルバン首相の与党が敗北 ハンガリー、EUとの関係改善へ
2026/04/13/05:47
【ブダペスト共同】ハンガリーの議会総選挙が12日、投開票された。選管当局によると新興野党の中道右派「ティサ(尊重と自由)」が、ロシア寄りの姿勢でEUの結束を乱してきたオルバン首相(62)の与党に圧勝した。16年ぶりの政権交代となる。EUとの関係は改善し、対ロ関係も見直される見通しだ。EUのウクライナ支援にも好影響を与えるとみられる。
ティサは定数199の3分の2を超える138議席に達する一方、オルバン氏の右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」は55議席にとどまる見通し。オルバン氏は12日夜の演説で「野党になっても祖国と国民に奉仕する」と述べ、敗北を認めた。トランプ米政権は良好な関係にあるオルバン氏を明確に支援し、ロシアも情報戦で選挙に干渉したとみられるが勝利につながらなかった。
オルバン政権はロシア産原油の輸入を巡り、ウクライナと対立。またウクライナの財政維持に極めて重要なEUによる約900億ユーロの無利子融資に強固に反対し、実行を妨げてきた。新政権は賛成する方針だ。










