埼玉新聞

 

熊谷うちわ祭で季節はずれの雪 長野から35トン届く 雪の滑り台が子どもたちに大人気

  • 雪遊びを楽しむ子どもたち=21日午前、熊谷市本町のコミュニティひろば

 熊谷市本町のコミュニティひろばに21日、長野県山ノ内町から志賀高原の雪35トンが届いた。22日まで中心市街地で開催中の「熊谷うちわ祭」の関連イベントの1つ。蒸し暑さが続く中、子どもたちは雪の山に上がって季節はずれの雪遊びを楽しんだ。

 イベントは7年目。山ノ内町と同市観光協会が共催している。山ノ内町総務課の鈴木裕也さん(31)は「今年は、いつもより倍の雪を仕込んで準備した。トラックに積んで未明に町を出て、こちらに運んだ。志賀高原の雪を楽しんでほしい」と話した。

 ひろば特設会場には、雪が山のように築かれ、雪の滑り台が子どもたちに大人気。プラスチック製のスコップで雪をすくう遊びも行われた。

 家族4人で訪れた熊谷市の石島知子さん(37)は「蒸し暑いので、ちょうどいいですね」とにっこり。長男の唯稀君(6)は「雪の滑り台が楽しい」と大喜びだった。

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