修学旅行の無償化見送りへ…新年度予算案を否決 埼玉・所沢市議会 市長「取り下げざるを得ない」 会議最終日までに修正案を再提出の見込み
2026/03/17/14:00
埼玉県所沢市議会の2月定例会で16日、市の新年度一般会計予算案の採決が行われ、賛成少数で否決された。市は会議期間最終日の24日までに各会派と調整の上、修正案を議会に再提出する見込み。小野塚勝俊市長は取材に対し、反対意見のあった公立小中学校の修学旅行無償化を「取り下げざるを得ない」と、新年度の実施を見送る方針を示した。
採決の結果は賛成5人、反対27人。反対討論では、3億667万円を充てた修学旅行無償化や、コミュニティーバス「ところバス」「ところワゴン」の高齢者無料化への協議費用12万8千円などを疑問視する声が上がった。
小野塚勝俊市長は議会後の取材に、「否決は本当に残念。各議員の真意も改めて確認し、理解いただけるよう考えたい」と話した。修学旅行の無償化については、「断念するわけではない」と来年度以降の実施に意欲を見せ、「多くの市民からぜひやってほしいという声をもらっていた。議案が通らず申し訳ない思い」と述べた。
予算案を巡っては5日の予算常任委員会で、新年度一般会計予算案と、市民医療センターの再整備事業を含む病院事業会計予算案が否決されている。病院事業会計予算案も、同日の本会議で賛成少数で否決された。










