埼玉新聞

 

1年の最初に…秩父地域に山車が出る祭り 「山田の春祭り」 屋台囃子と掛け声響かせ、秩父路巡る

  • さっそうと秩父路を巡る山車

    さっそうと秩父路を巡る山車=8日午後1時ごろ、秩父市山田

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 秩父市山田の恒持(つねもち)神社例大祭「山田の春祭り」が8日に開催された。秩父のシンボル武甲山を背に、市指定有形民俗文化財の山車3基が山田地内をさっそうと曳行(えいこう)。春の陽気に誘われ、多くの見物客が会場に集まった。

 江戸時代後期から続き、秩父地域で1年の最初に山車が出る祭りとして知られている。午前に豪華絢爛(けんらん)な上組の笠鉾(かさぼこ)と、山組と本組の屋台が恒持神社に集結。祭典や曳(ひ)き踊りが行われた後、囃(はや)し手たちが秩父屋台囃子の音色に合わせ、「ホーリャイ、ホーリャイ」の掛け声を秩父路に響かせて県道を巡った。

 例大祭行事長の守屋明治さん(57)は「毎年スタイルを変えず、安全第一で遂行していくことがわれわれの役目。地域の若者も積極的に参加し、活気づくりに貢献してくれている」と話していた。

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