埼玉新聞

 

町長の給料、任期中50%カット 長瀞町、議会定例会で提案へ 選挙運動員らへの報酬、法定上限超と判明して 過去2度の提案、減額期間は「3カ月」「1年3カ月」…「期間が短い」いずれも否決

  • 【役所】長瀞町役場=埼玉県長瀞町本野上

    長瀞町役場=長瀞町本野上

  • 【役所】長瀞町役場=埼玉県長瀞町本野上

 埼玉県長瀞町の鈴木日出男町長(66)は6日、町長の給料月額50%カットを町長任期中、継続させる「町長の給与の特例に関する条例」案を、11日開会の町議会3月定例会で提案する方針を明らかにした。可決されれば、4月1日から任期満了の2029年7月28日までの期間、施行される。

 鈴木町長は、23年4月に初当選した町議選において、選挙運動員らへの報酬が法定上限を超えていたことが、昨年11月に収支報告書などから判明した。

 町長責任の観点から給料月額を半額にする同条例案は、過去2度提出。昨年12月の定例会では減額期間を「3カ月」、その後の臨時会では「1年3カ月」としたが、いずれも「期間が短い」などの指摘を受けて、賛成少数で否決されていた。

 この日の会見で鈴木町長は「多くの方に迷惑をかけてしまった自分の立場を考え、周りの方と相談した結果、任期中までの減額を決めた」と説明した。町によると、長瀞町長の月額給料は59万5千円。議案が通れば鈴木町長の月給は29万7500円になる。

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