「どこかにつながるきっかけに」 学校に登校できない子どもの支援へ冊子発行 埼玉・深谷の「不登校支援ネットワーク」 市や近隣自治体の支援機関をまとめたマップ
2026/03/05/07:28
深谷市不登校支援ネットワークは、同市を含む近隣自治体の支援機関情報を集めた支援マップ「ふっかちゃんこども若者サポートマップ」を発行した。約2年がかりで制作したという同市の社会福祉士渡辺ななさん(40)は「支援マップがどこかにつながるきっかけになれば」と語った。
神奈川県鎌倉市出身の渡辺さんは東京福祉大学を卒業後、不登校の子どもに対応する家庭教師を実施。その後、不登校や登校しぶりに関する個別相談、進学や支援機関の情報提供を行うボランティア団体「ラフ・メイカー」を設立した。同団体を事務局に据えた同ネットワークも2024年1月に立ち上げた。
支援マップは2万3千部を発行。医療・心理・訪問支援、親の会、ひきこもりに関する相談、居場所・フリースクール、発達特性に関する相談、働くためのサポートなどの情報を紹介している。市や近隣の関係機関で配布しており、ウェブからも確認できる。
市によると、全国で不登校児童生徒数は年々増加しており、市の調査でも昨年度時点で小学校で102人、中学校で206人の不登校児童生徒がいるという。
渡辺さんは4月からは大学院にも進学予定で、「学校に起因する精神疾患の予防に尽力したい」と話していた。









