埼玉新聞

 

家庭教師事業のバンザンが自己破産申請 オンライン事業への初期投資やテレビCMなどの費用がかさみ、資金繰りが悪化 埼玉県内ではさいたま市や所沢市など南西部を中心に家庭教師を派遣 負債総額は14億2100万円

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    家庭教師事業のバンザンが自己破産申請

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 オンライン・訪問型家庭教師事業のバンザン(東京都新宿区)が16日、東京地裁に自己破産を申請し、同日、破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。帝国データバンクによると、負債総額は14億2100万円。

 同社は1995年12月設立。オンライン家庭教師サービス「メガスタ」や中学受験の訪問型家庭教師事業「一橋セイシン会」などを展開し、コロナ禍の2023年1月期は年収入高約30億7千万円を計上していた。だが、オンライン事業への初期投資やテレビCMなどの費用がかさみ、資金繰りが悪化。同年8月、自社ウェブサイトにおける優良誤認表示で消費者庁から課徴金納付命令を受けていた。今年1月には講師への報酬未払いも発生。今月13日付で全ての事業を停止するとホームページ上で発表していた。

 債権者は生徒約1800人を含めて3千人を超える可能性がある。県内ではさいたま市や所沢市など南西部を中心に家庭教師を派遣していた。利用者にはホームページや電子メールで今後の対応などを個別に案内するとしている。

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