埼玉で5人死亡…全員が歩行者、今月19~25日に 日没後の暗い時間帯、交通事故死が相次ぐ 多発警報を発令 ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は反射材・目立つ色の衣服着用を
2025/12/28/08:30
埼玉県内で19~25日に5件の交通死亡事故が発生し、5人が死亡したとして、埼玉県は26日、交通死亡事故多発警報を発令した。期間は来年1月4日まで。県民に対して交通事故に対する注意喚起を行うとともに、県警や市町村などと連携し、集中的な交通事故防止対策を実施する。同警報の発令は今年6回目。
死者5人は全て歩行者。事故5件のうち4件は、日没後の暗い時間帯に発生している。今年の交通事故死亡者数は123人(25日時点)で、前年同時期と比べて12人増加。そのうち日没から日の出までの夜間で発生した事故が120件中63件(前年同時期比3人増)で、52・5%を占める。
県防犯・交通安全課は各市町村や関係団体への注意喚起を実施。ホームページ、交流サイト(SNS)を活用した広報を予定している。担当者は「夜間の事故が増えている。ドライバーには思いやり運転と早めのライト点灯、歩行者には反射材や明るく目立つ色の衣服の着用をお願いしたい」と話した。









