埼玉新聞

 

大人気チョコレート専門店、埼玉北部で唯一の存在 10年以上売れる人気商品、その先に「ピンク」の願い

  • 「ショコラティエ アヌーク」でプランタンを手に持つ植木さん

    「ショコラティエ アヌーク」でプランタンを手に持つ植木さん

  • 「ショコラティエ アヌーク」でプランタンを手に持つ植木さん

 熊谷市筑波のチョコレート専門店「ショコラティエ アヌーク」が乳がん撲滅のための支援、オリジナル商品「プランタン(春)」(410円税込)を発売し12年。ホワイトデーの贈り物としても啓発に一役買っている。

 ショコラティエとはチョコレート専門の菓子職人。植木昌彦さん(60)は、18年前に県北地域唯一のチョコレート専門の路面店を開いて以来、好評を得ている。

 「プランタン(春)」はブルーベリー、イチゴ、ラズベリーのフリーズドライを散りばめ、クリスピー入りのミルクチョコレートにホワイトチョコを重ねた、酸味と甘さが絶妙の一品。売り上げの一部は地元小中学校で「がん教育」に携わる「NPO法人くまがやピンクリボンの会」に寄付されるという。

 「チョコレートを渡しながら『がん検診に行ってね』の言葉を添えてくれるとうれしいです」と植木さん。

 店内には人気のボンボンショコラや見た目もかわいく華やかなロリポップ、生チョコなど美しいチョコレートたちが約40種類並んでいる。午後1時~同7時まで。水曜定休。問い合わせは同店(電話0485・21・3755)へ。

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