開村100周年を迎えた大宮盆栽村（さいたま市北区）で10月19日、イベント「秋の大宮盆栽村さんぽ～スイーツと盆栽と、スタンプと～」が開催される。秋をイメージしたイベント限定の和スイーツが提供されるほか、大宮盆栽村を散策しながらスタンプラリーも楽しめる。

　「スイーツ＆ティーイベント」の会場は、盆栽四季の家和室。盆栽が飾られた空間で、和菓子デザイナー諸星みどりさんがイベントのために考案したスイーツ「秋の木の葉の琥珀糖」を、さいたまスイーツやドリンクと共に味わえる。参加無料で、5回に分けて実施する。定員は各回20人（先着順）。10月3日午前10時に市ホームページで申し込みを開始する。

　スイーツ＆ティーイベント参加者のうち、希望者は抽選でオープニングセレモニーを観覧できる。大宮盆栽村100周年アンバサダーの俳優、高橋ひかるさんが登場し、諸星さんらとトークを繰り広げるという。

　また、大宮盆栽村を周遊しながら村の歴史や盆栽の魅力を学べる「スタンプ＆クイズラリー」も実施する。台紙は大宮盆栽美術館、漫画会館、盆栽四季の家の3カ所で配布され、それぞれの場所に設置されたスタンプを集めてクイズに正解すると、高橋さんのサイン色紙や大宮盆栽などの景品が当たる抽選会に参加できる。

　市文化政策室の担当者は「盆栽とスイーツのコラボレーションを楽しみながら、年代や性別を問わず、盆栽に興味を持つきっかけになってほしい」と期待する。