食品スーパーのヤオコー（埼玉県川越市）は12日、埼玉県上尾市に「ヤオコーまるひろ上尾SC店」（上尾市宮本町）を開店する。

　これにより店舗数は埼玉県105店舗、千葉県34店舗、群馬県17店舗、東京都15店舗、神奈川県14店舗、茨城県7店舗、栃木県6店舗の計198店となる。　

　同店は、JR高崎線「上尾駅」東口駅前に位置し、まるひろ上尾SC（ショッピングセンター）＝丸広百貨店上尾店から業態変更＝の地下1階への出店となる。店舗面積約2381平方メートル、駐車場310台の大規模店。
　
　まるひろ上尾SCは上尾駅とペデストリアンデッキで接続しているため、駅から徒歩1分のアクセスで、また、県道164 号（旧中山道）に面しているため車でのアクセスもしやすい立地。周辺はマンションや戸建住宅が広がるエリアで、3キロ圏内の商圏人口は18万3千人（8万3千世帯）。初年度売上高は29億円を予定している。

■生鮮

　精肉は黒毛和牛のおいしさにこだわり、平日は使い勝手の良い切り落とし焼肉、週末は贅沢な厚切り焼肉など、毎日焼肉ができる品ぞろえに。鮮魚は豊洲市場を活用し、その時期ならではの近海魚を対面販売する。青果は、産地リレーにより年間を通して美味しく鮮度の高いミニトマトなどをそろえる。
　
■デリカ

　「手握りおはぎ」は粒あん・ずんだ・きなこなどを選べる。寿司は、ランチタイムでおむすび・巻寿司・ちらし寿司を豊富にそろえ、駅前のランチ需要に応える。ベーカリーは、ランチタイムに鉄板調理の「鉄板巻上厚焼き玉子かつサンド」や「ハンバーガー」を用意。名物商品のカレーパン、充実したスイーツをそろえて、おいしさと選べる楽しさを届ける。

＝埼玉新聞WEB版＝