埼玉新聞

 

危険度が高い公園遊具20%、さいたま市が使用中止に すべり台、鉄棒など危険…設置年が不明の遊具も多く

  • 使用中止となるのは通常に遊ぶこと以外で、危険性があると判断される遊具(さいたま市提供)

 さいたま市は18日、市内都市公園の遊具について、国の指針や日本公園施設業協会の基準に基づき点検を行い、使用不可と判断された遊具を、今月下旬から順次使用中止にすると発表した。対象の遊具は約20%に上るとしている。

 市都市公園課によると、点検は2016年度から実施。遊具の高低差や隙間、突起、設置面の凹凸、基礎部分の不適切な露出など、通常に遊ぶこと以外で事故が発生する危険性を点検した結果、市内471カ所の公園にある776基の遊具について、日本公園施設業協会の基準で危険度が最も高いとされる「ハザードレベル3」と呼ばれる状態であることが分かった。

 同協会は「ハザードレベル3」の遊具を使用不可としており、これを受け国は今年4月1日、都道府県と政令市に、使用不可と判定された遊具について、速やかに適切な措置を講じるよう通知していた。

 同課によると、使用中止となるのは、すべり台、複合遊具、ブランコ、鉄棒など市内全遊具の約20%。設置年の分からないものも多く、対象となる遊具に張り紙などで使用中止である旨を通知した後、修繕可能なものについては順次修繕を、不可能なものは撤去を先行するという。

 対象遊具は、市ホームページで公開している。

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