埼玉新聞

 

八潮特産の枝豆、旬を迎え感激の味 16日に枝豆大感謝祭 地元で「枝豆プリン」「枝豆水羊羹」開発で活気

  • 市内の農家で行われた体験会で、収穫した枝豆を手に笑顔の参加者たち=9日、八潮市内

  • 八潮産枝豆を使った「枝豆プリン」=八潮市八潮6丁目の菓子道楽杵屋

 ビールのおつまみとして親しまれ、これからの季節に旬を迎える枝豆。八潮市では特産品である地元産の枝豆を広く知ってもらおうと、生産者と商工業者らが連携してイベントなどのPR活動に取り組んでいる。

 16日には市内のフレスポ八潮で、今年で10年目となる「やしお枝豆大感謝祭」(主催・八潮市商工会)が開催される。

 市内の農家で9日、生産者らが中心となり、枝豆の収穫体験会が開かれた。青々とした葉が一面に広がるビニールハウスで、家族連れなどが「味風香(あじふうか)」という品種の枝豆を収穫。その場でゆでたての枝豆を味わった参加者は「甘くておいしい」と感激した。

 市都市農業課によると、市内では約100軒の農家が枝豆を栽培しており、作付面積は約6・7ヘクタール。地元の直売所や都内の市場などに出荷されている。

 生産農家でやしお枝豆まつり実行委員長を務める清水達夫さん(58)は「八潮では技術の高い農家が甘くて鮮度の良い枝豆を出荷している。市民の皆さんにすぐ近くでおいしい枝豆を作っているということをもっと知ってもらいたい」と話す。

 市内の商業者も地元産枝豆を使った商品を開発して活気付ける。同市八潮6丁目にある和菓子店「菓子道楽杵屋」では、「枝豆プリン」(税込み150円)を約5年前から販売。枝豆の風味を引き立てるために、卵の分量を減らして生クリームやくずを使用し、滑らかさを出すなど工夫を重ねている。

 新商品として、今年から青々とした美しい色の涼しげな一品「枝豆水羊羹(ようかん)」(税込み350円)も発売した。店主の村山豊治さん(72)は「地元産のものを使って、農商工で連携して一緒に八潮を盛り上げていければ」と期待している。

 16日の大感謝祭では枝豆の試食会や即売会を行うほか、生ビールの販売や八潮産枝豆を使ったグルメ、スイーツ、八潮の特産品の出店などを行い、地元産の枝豆を存分にアピールする。音楽ライブや枝豆さや飛ばし大会などのイベントも企画しているという。

 開催時間は午後3時~7時。問い合わせは、市商工会(電話048・996・1926)へ。

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