参院選・埼玉 投票所でミス相次ぐ 選挙区と比例代表の投票用紙を逆に交付 1人に投票用紙を2枚交付し二重に投票
2025/07/21/08:55
埼玉県春日部市の選挙管理委員会は20日、参院選の投票所となった同市立武里中学校体育館で、有権者25人に対し選挙区と比例代表の投票用紙を逆に交付するミスがあったと発表した。いずれも投票を終えており、無効票となる可能性が高い。
同市選管によると、それぞれの投票用紙交付係に間違った投票用紙を配布していたのが原因。投票開始から10分後の同日午前7時10分ごろ、投票所の職員が投票用紙の色の違いから誤交付に気付いた。市選管は対象の有権者に対し直接謝罪するとしている。
埼玉県狭山市の選挙管理委員会も20日、参院選の投票所で、有権者1人に投票用紙2枚を交付し、二重に投票するミスがあったと発表した。
同市選管によると、20日午前11時半ごろ、狭山市入間川の同市立新狭山小学校の投票所に2人で来場した有権者が、来ていない家族分も含む入場整理券3枚を提出した。受付係の市職員が、名前を読み上げて投票用紙3枚を交付。比例代表の交付係が異変に気付いて本人に確認したところ、有権者1人に県選出の投票用紙2枚が交付され、2枚とも投票したことが発覚した。
二重に投票された票は、正しく記載されていれば有効票として扱われる。同選管は「受け付けでの確認を徹底するように」と注意喚起したという。










