埼玉新聞

 

<新型コロナ>来年度に廃止の市民プール、今年の営業を休止 埼玉・富士見市「感染防止対策、徹底が困難」

  • 富士見市役所=富士見市鶴馬

 富士見市は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市民プール「富士見ガーデンビーチ」(指定管理者「協栄埼玉支店」運営)の本年度の営業を休止することを決めた。同プールは老朽化などを理由に2022年度から廃止されることが決まっており、休止は20年度に次いで2年連続となった。

 同プールは屋外プールとして1984年にオープン。ウオータースライダーや流水など5種類のプールを設置しており、年間5万~6万人の市民らが来場している。来年度の廃止を控え、今年は7月11日から8月31日まで営業する予定だった。

 休止理由について、同市は「新型コロナウイルス変異株の増加などを背景にレジャープールの特性上、感染防止対策の徹底が極めて困難であると判断した」と説明している。

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