埼玉新聞

 

1500万年前に広がっていた太古の海「古秩父湾」巡るスタンプラリー 抽選でサメの歯の化石もプレゼント

  • 全部で20種類あるオリジナル缶バッジ(県立自然の博物館提供)

 長瀞町長瀞の県立自然の博物館は3月1日から4月28日まで、約1500万年前に秩父に広がっていた太古の海「古秩父湾の地層を巡る「こちちぶわんスタンプラリー」を秩父地域で開催する。

 古秩父湾の様子が観察できる地層を見学し、近くのスタンプ設置場所でスタンプ用紙にスタンプを押す。スタンプ用紙はスタンプ設置場所などで入手でき、同館ホームページからも印刷できる。

 全6カ所のうち、スタンプ3個で同館オリジナル缶バッジが1個、スタンプ6個で缶バッジ1個がさらにもらえるほか、抽選で20人に実物のサメの歯の化石(長さ約4センチ)もプレゼントする。

 スタンプ設置場所は地層「前原の不整合」(皆野町)が道の駅みなの、「取方の大露頭」(秩父市)が吉田取方総合運動公園体育館入口、「ようばけ」(小鹿野町)がおがの化石館、「犬木の不整合」(同)が小鹿野町観光交流館、「新田橋の礫岩露頭」(横瀬町)が横瀬町歴史民俗資料館、県立自然の博物館。

 問い合わせは、県立自然の博物館(電話0494・66・0407)へ。

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