埼玉で流行警報を発令“りんご病” 飛沫と接触で感染 1定点当たりの報告数が基準値を超える 3番目に多いのは本庄保健所、2番目は狭山保健所、最多の保健所は
2025/05/02/10:21
県は1日、県内定点医療機関からの伝染性紅斑(りんご病)報告数が、4月21~27日の週に1定点当たり2・14人となり、国の基準値2人を超えたとして、流行警報を発令した。
感染症対策課によると、保健所管内別での1定点当たり報告数は、熊谷保健所(5・20人)が最も多く、狭山保健所(4・80人)、本庄保健所(4・67人)が続いた。
りんご病の警報は昨年12月に患者報告数が3・49人となり、9年7カ月ぶりに発令。1定点当たりの報告数は統計のある1999年以降最大となったが、今年3月に解除されていた。
りんご病の主な感染経路が飛沫(ひまつ)感染と接触感染であることから、同課ではマスクの着用などのせきエチケットや手洗いを呼びかけている。アルコールによる消毒効果は弱いとされているという。










