狭山茶や深谷ねぎなど、おいしい県産農産物を使用した食品を詰め合わせた「ふるさと小包」の販売が県内629郵便局で始まった。

　昨年度に続く第2弾。2種類が用意され、「セット1」＝イメージ図＝は深谷ねぎしば漬（滝沢漬物）、島とうがらし酢（エイチアンドケイ）、ケールうどん（岩崎食品工業）、甘露醤油クッキー（坂巻醤油店）、鶏削り節（轟屋）、狭山茶（長峰園）、ほうれん草クッキー（アルピーノ）の7品の詰め合わせ。「セット2」は麺と主原料に県産素材を使った「オール埼玉らーめんCUBE」、県産ヨーロッパ野菜のミネストローネをそろえた。

　発売に合わせ、7月には商品を選んだ「関東食糧」の臼田真一朗社長、大宮日進郵便局安田三樹人局長、川田谷郵便局雨宮恒美局長、大宮浅間郵便局新井敏史局長らが県庁を訪れ、大野元裕知事に販売開始を報告。大野知事は「夢のある玉手箱のよう。胸を張って外に出せるもの。われわれもPRに努めたい」と話した。

　7品の「セット1」は送料税込み3630円。「セット2」は同2380円。