埼玉新聞

 

歴史好き女子にも人気!埼玉・越谷の「越谷甲冑」、販売商戦が活気 戦国武将にちなんだモデルも…売れ筋は

  • 威風堂々と店内に並ぶ越谷甲冑=越谷市越ケ谷

 5日の端午の節句を前に越谷市の人形店で、男の子の健やかな成長を願う「越谷甲冑(かっちゅう)」の販売商戦が活気を帯びている。

 平安時代以降は武士が勝利祈願で神社へ奉納し、江戸時代から室内飾りとなった越谷甲冑。威厳ある風格と鮮やかな色彩が特徴で、1996年には県の伝統的手工芸品に指定された。漆工や皮革工芸など随所に職人の技が集約され、5千以上の作業工程を経て完成する。歴代の戦国武将にちなんだモデルもあり、最近は歴史好きな女子「歴女」にも人気が高いという。

 創業254年になる植木屋人形店(同市越ケ谷)には、実際に着て祝う子ども用の甲冑もあり、中には30万円以上の高価な品も。最近はかぶとのみのコンパクト型が売れ筋だそうで、15代目の会田正三さん(89)は「豪華な越谷甲冑を前に、お子さんの成長を祝ってもらえたら」と話している。

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