埼玉新聞

 

西武新宿線・狭山市駅西口にアンテナショップ 地域の生鮮食品や菓子など300点、狭山の逸品集め開業

  • 狭山茶や地域の物産品が並ぶ店内。奥には喫茶・軽食スペースも設置されている=3月31日午後、狭山市入間川

 西武新宿線狭山市駅西口の市民交流センター1階に、狭山市の逸品を集めたアンテナショップ「SAYA Market&Cafe」が1日オープンした。市内でレストラン事業を手掛けるニックス(同市鵜ノ木、荒井英郎社長)が運営している。

 店舗面積は約110平方メートルで、店内は物販コーナーと喫茶・軽食コーナーが併設されている。物販コーナーには狭山茶をはじめ地域の生鮮食品や調味料、菓子など300点以上が並ぶ。ニックスが栃木県栃木市の「道の駅にしかた」を指定管理者として運営していることから、イチゴやニラなどの生鮮品の販売も行われている。

 喫茶・軽食コーナーでは、「狭山市駅周辺で狭山茶を飲めるところがない」といった声を受けて、狭山茶の抹茶「明松」を使用した抹茶ラテなど狭山茶を軸にした飲み物が提供される。入間市に工場があるインデラカレーのスパイスを使用したオリジナルカレーも楽しめる。

 荒井社長は「狭山市の魅力を皆さんに周知するとともに地元を再発見できる場所になれば。ここに来れば新しい発見が見つかるような店にしていきたい」と話していた。

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