埼玉新聞

 

<新型コロナ>ベルク2千万円、感染対策基金などに寄付 今回2回目 埼玉産品の販売も注力、他県でも好調

  • 大野元裕知事(右)に新型コロナ対応や県産農産物の販促などに協力することを約束したベルクの原島一誠社長=23日午後、県庁

 食品スーパーのベルク(鶴ケ島市)は県の新型コロナウイルス感染症対策推進基金などに計2千万円を寄付し、23日、感謝状を贈呈された。浄財は同基金と一般寄付に各1千万円を寄付した。同基金への寄付は2回目。

 原島一誠社長に大野元裕知事から感謝状が贈られた。知事は浄財寄託のほか、新型コロナに感染した人向けに療養食を届ける取り組みに同社が協力している点に謝辞を述べた。また県内企業として県産農産物の販売に注力している点も評価。独自品種の開発にも取り組んでいることも強調しながら、引き続きの協力を求めた。

 原島社長は県産米「彩のかがやき」など県産品の販売を促進し、千葉県や神奈川県の店舗でも売れ行きが堅調であることを紹介。県産品の販売促進に努めることを約束した。

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