埼玉県などは18日、新型コロナウイルス感染者を新たに4329人と死亡3人を確認したと発表した。2日連続で4千人を超えた。県によると、感染者の内訳は、県発表が2963人、さいたま市721人、川口市295人、川越市125人、越谷市225人。

　これまでに確認された感染者は38万4974人（チャーター便帰国者含む）、死者は1285人（18日午後7時現在）。

　17日夜時点の重症者は33人、感染者の入院は1177人、ホテル療養682人、自宅療養2万2633人。退院・療養終了は35万648人。

　県管轄で詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女2793人。うちみなし陽性は63人。クラスター（感染者集団）関連では、新たに高齢者施設の入所者10人が感染した。会食で感染したとみられるのは10～70代の男女10人。ワクチンを3回接種していたのは20～90代の167人で、2回接種は10～90代の男女991人。

　県教育局によると、県立学校5校で児童生徒12人が感染し、学級閉鎖を6件実施した。

　さいたま市によると、市内の80代と90代の女性2人が死亡した。感染が判明したのは、10歳未満～90代の男女721人で、このうち3人が中等症となっている。

　川口市によると、新たな感染確認は10歳未満の未就学児から90代までの男女295人。園児2人の感染が分かった2保育園が当分の間休園（全面休園は1）になった。休園中は7園（うち全面休園は3）。学級閉鎖は4小学校で5学級、1中学校で1学級。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女125人の感染を確認。80代女性が12日に死亡した、と発表した。

　越谷市によると、新たに感染したのは10歳未満の未就学児～90代の男女225人。同市は、市立学校16校の関係者から新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されたとして、14校の学級閉鎖と2校の学年閉鎖を行ったと発表した。