埼玉新聞

 

東武東上線で人身事故 線路上に立つ小6男児、急行列車にはねられ死亡 急ブレーキ間に合わず/埼玉・川越

  • 列車にはねられ小6男児が死亡=川越市

 12日午後4時5分ごろ、川越市天沼新田、東武東上線霞ケ関駅―鶴ケ島駅間の線路上で、同市の小学6年生男児(11)が森林公園発池袋行き急行列車(10両編成)と衝突し、全身を強く打って搬送先の病院で死亡が確認された。川越署の調べでは、児童が線路上に立っているのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。現場の状況などから、同署は事故と自殺の両面で原因を調べている。

 東武鉄道によると、同線は川越市駅と小川町駅間の運転を見合わせ、同日午後5時55分ごろ、運転を再開。後続は上下計91本が運休、最大115分遅れ、乗客約5千人に影響が出た。

 同署によると、現場の敷地脇は高さ約1メートルの柵が設置されているものの、周辺は民家や空き地などが隣接しており、容易に線路の敷地内に立ち入ることができるという。

■厚生労働省は悩みを抱えている人の相談窓口の利用を呼びかけていて、埼玉でも「埼玉いのちの電話」で受け付けています。

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