埼玉新聞

 

大河“青天を衝け”埼玉・深谷でPV 吉沢亮さん、橋本愛さんからメッセージ 草彅剛さんも会場に呼び掛け

  • パブリックビューイング開始前に、深谷市の魅力をPRする渋沢栄一そっくりさんら=14日夜、深谷市民文化会館大ホール

 深谷市出身の実業家、渋沢栄一が主人公の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の放送を見届けるパブリックビューイング(PV)が14日夜、深谷市民文化会館大ホールで開催された。参加者約250人は、作品を大画面で楽しみ、県民の日の思い出を作った。

 同日放送の第35回「栄一、もてなす」は、アメリカ前大統領グラントの来日が決まり、栄一たちが民間を代表して接待することに。西洋流のおもてなしを取り入れようと、栄一の妻千代ら女性たちが奮闘する姿が描かれた。

 放送前には、深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」や、渋沢栄一そっくりさんらが登場。深谷駅舎や深谷ねぎなど魅力をPRした。

 さらには栄一役の吉沢亮さんから「第35回の放送をお楽しみに!」とメッセージ。徳川慶喜役の草彅剛さんは「埼玉県民の皆さまにもっと作品を愛してもらえたら。快なり!」と呼び掛けた。

 千代役の橋本愛さんは「千代さんの新たな一面が登場していて、個人的にも楽しかった回」と振り返り、「会場の皆さまにも楽しんでいただけたら」と伝えていた。

 親子で来場した深谷市の安達誠二さん(53)は「女性の活躍する姿が頼もしかった。郷土料理の煮ぼうとうも登場して身近に感じた」と笑顔。安達友健さん(14)は「毎週欠かさずドラマを見ている。渋沢栄一は手本となる生き方で、深谷市の誇り」と目を輝かせていた。

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